簡易型睡眠時無呼吸検査
3割負担での検査料:2700円
- 初再診療や管理料、処方箋料など検査料以外の料金は含んでおりません
予約:要
結果説明:装置を外してからおよそ2週間後以降に可能
★図38(簡易型睡眠時無呼吸検査器の写真)★
睡眠時無呼吸症候群とは、
睡眠中に何度も呼吸が止まったり、浅くなったりして、体内に低酸素状態を生じる疾患
です。
この疾患によってすぐに窒息死を起こすことはありませんが、低酸素状態が繰り返されることによりじわじわと体が侵され、高血圧症などの生活習慣病や心疾患、昼間の眠気による事故が引き起こされることが問題とされています。
逆に言うと
- 投薬治療でなかなか良くならない高血圧症を有する方
- 心房細動などの心疾患を有する方
- 日中の耐え難い眠気を認める方
などは、一度この検査を検討されても良いかもしれません。
検査の結果、睡眠時無呼吸症候群と診断が付いた場合には、CPAP療法という睡眠時に専用のマスクを着ける治療について提案させて頂きます(ただ、マスクを毎晩着け続ける煩わしさや、費用や通院回数が増えるという問題もあるので、実際に治療を始めるかどうかはその方のご意見を尊重します)。
検査の流れは以下の様になります。
外来で書類に必要事項を記入を頂いた後、外注業者からご自宅へ上の写真の様な検査キットをお送りします。
一晩ご自宅で検査をされた後、検査キットを業者へ送り返して頂きます。
しばらくすると当院へ検査結果が届きます。
外来にて説明をさせて頂きます。